体臭に関する悩みで真っ先に思いつくのは加齢臭やワキガになると思います。
しかし、最近多いのが年齢に関わらず発生する疲労臭です。
疲労臭は読んで字のごとく、体内に疲労がたまると出る体臭です。
毎日忙しい人なら年齢に関係なく誰にでも出てしまう可能性があります。
通常、体臭は汗から発生するものとして考えられ、原因としては
毛穴から出た皮脂などが、皮膚の細菌に分解されて雑菌が発生する際に臭いが発生します。
しかし、疲労臭は他の体臭とは異なり汗から発生するものではありません。汗は本来は無臭です。
疲労臭は、体内から出るアンモニアが原因となっています。
あの、ツンとした臭いのことをいいます。
通常、体内で発生するアンモニアは肝臓で尿素に分解され、いわゆる毒素が除かれで体外へ排出されます。
そのため、アンモニアが体内に残り、臭いを発生させることはありません。
しかし、疲労がたまると肝臓の働きが弱まりアンモニアを分解する能力が低下します。
その結果、分解されなかったアンモニアが皮膚の毛穴から出る汗や皮脂い含まれて、疲労臭となるのです。
疲労臭の改善としては、やはり体に疲れを溜めないことです。
食事や十分な睡眠時間を確保し、なるべくストレスを溜めないようにする。
最近では、アンモニア臭を抑える制汗剤も販売されていますが、
何よりも体に疲れを溜めないことです。